悩める人
私も「文章が書けない悩み」と向き合いながら、4年間ブログ運営を続けてきました。
合計で1000記事以上書いてきた私がこれから、文章が書けない時の対策を、色々な視点からお伝えします!
webライティングで文章が書けないのはどうして?
「Webライティングをしていて文章が書けない」という状況に陥るのはどうしてでしょうか?
考えられる原因10個を挙げてみました。
- キーワードに対して、何を書けばいいのか見当もつかないから
- キーワードに対する知識量が足りないから
- 文章の組み立て方(構成)が分からないから
- 最初から完璧な文章を目指しているから
- 長時間同じ姿勢で、身体に負担がかかっているから
- やる気が起こらないから
- 自信を失っているから
- スケジュール管理ができておらず、時間が足りないから
- 集中できないような環境にいるから
このように、技術面、身体面やモチベーション面、そして環境面など、色々な視点から原因を探ってみました。
ここに挙げた10個の原因について、これから詳しく説明していきます!
① キーワードに対して、何を書けばいいのか見当もつかないから
記事を書くときにはまず、キーワードを決めます。
自分の書きやすいキーワードを選べば、スラスラと文章が浮かんでくることが多いでしょう。
しかし、指定されたキーワードで記事を書かなければならない場合も多くあります。
例えば、企業や個人からクラウドソーシング等を通して依頼を受けた場合などです。
いつも自分が書きやすいテーマの記事ばかりが依頼されるわけではありません。
しかし、これからご紹介する方法を参考にすれば、どんな内容の記事でもスラスラと書くことができるようになります!
悩める人
② キーワードに関する知識量が足りないから
知らないことについて書くのは、大変難しいものです。
しかも、Webの文章は多数の人が読むため、いい加減なことを書くことは許されません。
説得力のある文章を書くためには、ある程度の知識量が必要です。
知識を「どこから得るのが有効なのか?」簡単な方法をご紹介します!
悩める人
③ 文章の組み立て方(構成)が分からないから
情報は集めたものの、それをどう組み立てて記事を書けばいいのか、悩む人も多いでしょう。
そんなときに、どう解決すればいいのでしょうか?
ここでは簡単な構成の組み立て方をご紹介します。それに加えて、自分なりの構成の組み立て方も確立しておくといいですね!
悩める人
④ 最初から完璧な文章を目指しているから
意外と多いのが、この「完璧を求めるがためにドツボにはまる」というパターンです。
このパターンは、真面目な方に多いですね。
悩める人
⑤ 長時間同じ姿勢で、身体に負担がかかっているから
今やWebライターの必需品である、パソコン。
デスクトップを使用するか、ノートパソコンを使用するかでも少しは変わってきますが、長時間使用していると、とにかく姿勢がきつい、といった問題が起こります。
この姿勢問題は、Webライターをずっと続けていく人にとっては、一番の課題となるのではないでしょうか?
自分の健康にはきちんと向き合いながら、仕事を続けていくことが望ましいですよね。
また、身体の痛みのせいで、書こうと思っていても書き進めることができないとなると、とても深刻な問題です。
悩める人
⑥ パソコンでの作業によって、目が疲れているから
姿勢だけではなく、目の疲れも大きな問題として挙げられます。
画面の反射などの影響によって、眼精疲労やドライアイ、そして視力の低下をも引き起こすこともあるので、とても深刻な問題です。
また、目の疲れのせいで、頭痛を引き起こしてしまったり、文章を書く気力まで奪われてしまったりもします。
悩める人
⑦ やる気が起こらないから
今まで頑張って書き続けてきた人でも、どうしてもやる気が起こらなくなってしまうときはありますよね。
やる気が起こらないとき、自分は怠けていると感じたり、罪悪感を持ってしまったりするかもしれません。
しかし、「Webライター やる気起こらない」などで検索しても、相当の数の記事が出てきます。
悩める人
⑧ 自信を失っているから
何記事か書いていると、ふと、「これでいいんだろうか?」と思ったり、他のサイトの記事がとても立派に思えてきたりして、自信がなくなってしまうこともありますよね。
自信を失ってしまうと、何もかもが嫌になってしまい、何も手につかなくなってしまいます。
そんなときにはどうしたらいいのか?
今回は、悩まなくても誰にでもすぐにできる、解決策をご紹介しています!
悩める人
⑨ スケジュール管理ができておらず、時間が足りないから
スケジュールの管理をする習慣がない人は、だいたいの感覚で予定を回していくので、それで通用するうちはいいのですが、そのうち行き詰まってしまいます。
ライティングには、結構な時間がかかります。まとまった時間を確保することも必要です。
しかし、合間合間にできることもありますので、スケジュールをうまく立てて、有効に時間を使えるといいですね。
⑩ 集中できないような環境にいるから
環境というのも、文章を書く上では非常に重要です。文章を1から作り出していくには、相当な集中力を要します。
集中できない原因には色々あります。また、人によっても集中できる環境というのは違います。
悩める人
スラスラと文章を書くためには、何をすればいい?
これから、Webライティングをしていて文章が書けないときの対策15個をご紹介します!
- 検索画面1ページ目から、ライバル記事の分析をする
- YouTubeでキーワードを入力して、動画から情報を得る
- 読者のニーズをくみ取り、内容の充実した構成を考える
- 浮かんだ文章をどんどん書いていき、その後じっくりと遂行していく
- アプリや便利な道具などを用いて、書くときの姿勢を楽にする
- 目を酷使しなくてもいいように、工夫をする
・パソコン画面の反射対策
・ブルーライト対策
・姿勢対策
- 休むことも大切。その後はできることから少しずつ
- ライティングの本を読んでみる
- スケジュールを管理する習慣を作る
- 書きやすい環境を整える
・1人でないと集中できない場合
・人目がないと集中できない場合
・外からの音によって集中が阻害されている場合
・色々なものが視界に入ってきて集中できない場合
この後、これらの対策について、もっと詳しくご説明していきますね。
「誰にでもできる簡単なこと」しか挙げていません!
今日から早速、実践してみてくださいね!
① 検索画面1ページ目から、ライバル記事の分析をする
キーワードを設定した後に、何を書けばいいのか見当もつかない場合は、そのキーワードで検索をかけてみましょう!
1ページ目に出てきた記事がライバル記事となりますので、そこに何が書かれてあるかを把握することは、とても重要なことです!
これは、書くことが決まっていても、見ることをおすすめします!
10記事ほどありますので、その内容を隈なく読んだら自然と、何を書けばいいのかが頭に浮かんでくるのではないでしょうか?
その中で一番いい記事を目指すためには、「クリックしたいタイトルにすること」「その中で一番役に立つ、内容の充実した記事にすること」が大切です。
② YouTubeでキーワードを入力して、動画から情報を得る
動画での情報量は、文章で情報を得るよりも何倍も多いです。映像や音声からの情報というのは相当な量なので、ぜひ見てみられることをおすすめします!
また、話している人がどこに重きをおいているのかが、表情や話し方からも伝わってきますので、文章にするときにも、どこを強調して伝えたらいいのかが分かりやすいです。
③ 読者のニーズを汲み取り、内容の充実した構成を考える
読者は記事に、自分の検索したキーワードに対する「答え」を求めています。
読者がせっかく検索したのに、自分の求めている答えが書かれていないと判断したら、その時点で記事を読むのを辞めてしまいます。それを「離脱」と言います。
離脱を避けるためには、読者の目に留まりやすい「見出し」に、読者の求めている「答え」を書いておく必要があります。
見出しを全部見ただけで、その記事に書かれている内容がわかる状態が望ましいです。
なぜなら、Webの文章はきちんと読まれるというよりも、さらっとスクロールされ、流し読みをされることが多いからです。
自分の求めている「答え」が、すぐ目につくように書かれてあったら、それはとてもいい記事だということになります。
それを考慮しながら「構成」を組み立てていきます。
よくWebライティングの世界では「PREP法」を使うといいとされていますよね。
主張 | 理由 | 具体例 | 主張 | |
PREP法 | 私は〇〇するべきだと思う。 | なぜなら〇〇だから。 |
具体的には〜
| 以上の理由から〇〇するべきだと思う。 |
Point | Reason | Example | Point |
ここでは、有名なPREP法よりも簡単な構成の組み立て方の、一例をご紹介します。
タイトルの問題・課題に対して
導入文で、「その問題はこの記事を読めば解決できますよ」と簡単に示す。
1「こういう問題を抱えていますよ」(問いの見出し)
2「こうすると解決しますよ!」(答え・解決策の見出し)
という風に作成していくと、すぐに構成を作ることができます!
(実際にこの記事も、その構成になっています。)
④ 浮かんだ文章をどんどん書いていき、その後じっくりと推敲していく
構成が出来上がったら、そこに本文を加えていきましょう。
最初から「完璧な文章を書こう!」と思わない方が、書き始める時の心の負担が少なくなります。
まずは、「形を作る」という気持ちで、思い浮かんだ言葉をどんどん書いていきましょう。
この時に、他のサイトを見ながら書いてしまうと、どうしても似通った表現になってしまいがちです。
オリジナルの文章であることが一番大切なことなので、他のサイトの内容はある程度、印象に残った部分だけ覚えておけば充分です。
最後まで書き終わったら、じっくりと推敲していきましょう。この過程を長くした方がいいですね。
思いこみ?「記事に書くことがない」が一瞬で無くなる魔法のネタ探し方法を紹介
⑤ アプリや便利な道具などを用いて、書くときの姿勢を楽にする
パソコンにずっと向かって座っていると、腰や肩にも負担がかかってきます。
そんな時には、スマホを使った音声入力での記事の執筆をおすすめします。
便利なのは、Googleドキュメントでの音声入力です。それなら、ずっと椅子に座っている必要もないですし、本当に辛いときは、寝転がってでも入力作業ができます。
音声入力だと誤字脱字が出てしまうので、それを直す際も同じで、スマホだと楽な姿勢で取り組むことができます。
しかし、「どうしてもパソコンで作業したい!」という場合は、タイマーなどを使って一回の作業にかける時間をきっちりと決め、「タイマーが鳴ったら必ず休憩を取る」などの対策を取るのもおすすめです。
また、楽な姿勢でパソコン作業ができる、折りたたみ式のテーブルも売っています。腰に負担がかからないよう、立ったまま作業ができるデスクなどもあります。
多少費用がかかっても、長く使うことを考えれば損はないかもしれませんね!
【爆速で書ける】音声入力に出会ってブログの執筆速度が5倍に上がった話とやり方を紹介!
⑥ 目を酷使しなくてもいいように、工夫をする
・光の反射対策
目の疲れを低減させるために、まずはパソコン本体の状態を確かめましょう。
光が反射している状態でディスプレイを見続けると、目に大きな負担をかけてしまいます。
そんな時は、低反射処理のフィルムなどを貼って対処することができます。
・ブルーライト対策
ブルーライトは紫外線の次に光の波長が短く、目に大きな負担がかかると言われてきました。
最近では、目への影響を考えてブルーライトをカットするフィルムをパソコンの画面に貼ったり、ブルーライト対策のメガネを使っている人もいるのではないでしょうか?
また、パソコンの設定でブルーライトを低減させられることもあるので、その設定をしている人もいるかもしれませんね。
しかし、2021年4月現在、日本眼科学会では、「小児のブルーライト対策メガネの使用を勧めない」としています。
「では大人はどうなのか?」というと、小児と同様、ブルーライトメガネを使うことを特に推奨はしない、とされています。
目が疲れたときには、ブルーライト対策を取るよりも、休憩を取ることが推奨されています。
参考:日本眼科学会ほか6団体による小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」について
・パソコンを使うときの姿勢
そして、パソコンの画面を見る時の姿勢も、目の負担にとても大きく関係してきます。
画面を見上げている状態だと、目が乾きやすくなります。画面を見下ろすような姿勢が望ましいとされています。併せて、まばたきを意識して多くすることで視力の低下を防ぐこともできます。
⑦ 休むことも大切。その後はできることから少しずつ
毎日パソコンに向かい、頑張って記事を書いていると、電池が切れたようにプツッとエネルギーが0になってしまうことがあります。
そんな時は、身体が「休みましょう」とサインを出しているのです。無理は禁物です。
また、生活リズムが狂ってしまったり、適度な睡眠、休息が取れなかったりする毎日が続いてしまうと、いつもはできることがだんだんとできなくなってきます。
これからずっと、ライティングを継続していくためにも、休息は必要です。
そして充分に休息を取った後は、上に挙げたような、「YouTubeで関連した動画を見てみる」「Google検索をかけて、記事を読んでみる」など、できそうなことから少しずつ取り組んでいきましょう。
⑧ ライティングの本を読んでみる
自信を失ってしまった時にはどうしても、自分の殻に閉じこもりがちになってしまいます。
しかし、ここでは敢えて、「知識を深める」ことをおすすめします。
まずは、1冊の本を手に取るところからです。
ライティングに関する本は、数限りなく発行されています。
また、「1冊の本」と簡単に言っても、その中には相当な量の知識が詰まっています!
もし時間があれば、本屋に出向いて、本の背表紙を眺めるだけでも、知的好奇心を刺激されて読書に対する意欲も増します。なかなか外に出ることが難しい場合は、ネットで購入してもいいですね。
1冊1000円〜2000円ほどで、いつでも手に取って読める本はコスパも良く、大変おすすめです!
また、実際に紙に触れながら読み進めていく充実感も味わえます。
読んだ後には、「ここに書いてある知識をきっと生かしてみよう!」という気持ちになれるはずです!
ブロガー兼WEBマーケターが選ぶ『ブログ運営に強くなる本5選』
⑨ スケジュールを管理する習慣を作る
「今日からきちんと、スケジュールを管理しよう!」と思うのは簡単です。しかし実際には、今まで習慣がなかった人にとっては、継続することはなかなか難しいですよね。
まずは、スケジュールを管理するための手帳やアプリを用意しましょう。
手帳を用意する場合は、いつでも書き込めるような場所に、ペンと一緒に置いておくといいですね。バーチカルタイプの、24時間の予定が書き込めるものが便利です。
慣れていないと綺麗に書こうとしすぎて、逆に時間がかかってしまうこともあります。
「メモ書きをする」ぐらいの感覚で、まずはスケジュールを書き込むことだけに重点を置くのがいいですね。
参考:【2022】週間バーチカル手帳23冊を紹介&比較!お気に入りの1冊をみつけてください【4月始まりも】
⑩ 書きやすい環境を整える
環境によって「書けない」状態が続いているのなら、改善を試みてみましょう。
・1人でないと集中できない場合
子どもが家にいたり、リモートワークの増加などによって、どうしても「1人で集中して書く」ことが不可能な場合もあります。
そんな時は、時間帯を工夫して、書くときの精神的な負担をできるだけ減らすようにしましょう。
思い切って、「皆が寝静まった夜に書く」「朝早く起きて作業する」といった方法を取ることがおすすめです。
その分家族がいるときには、家族とゆっくりと過ごしたり、可能であれば少し仮眠を取っておくのもいいですね。
・人目がないと集中できない場合
先ほどのパターンとは逆ですね。人目がないと集中できない人は、家で1人で作業をするよりも、外に出て行って作業をする方がいいですよね。
カフェでもファミレスでも作業はできますが、飲食以外の目的で長居をすると、混雑する時間帯は、飲食をしたいお客さんに迷惑がかかるので気をつけましょう。
・外からの音によって集中が阻害されている場合
外からの音によって集中が阻害されているのなら、戸当たりテープを貼ったり、遮音性のあるカーテンなどを活用するといいですね。
戸当たりテープは、スポンジ状のものよりも、ゴム状のものの方が遮音性があります。隙間なくピッタリと貼ると、意外と大きな効果を発します。
参考:ドアに貼るおすすめ防音隙間テープと貼り方を解説【実際の効果測定も】
・色々なものが視界に入ってきて集中できない場合
この場合は、あまり目の前に物を置き過ぎないようにしましょう。
目に入ってくる情報量が多いとそれだけで疲れてしまいます。特に大きな文字の書いてあるもの、色の派手なものなどを目の前に置いてしまうと、見るたびに無意識に頭を使ってしまい、疲れてしまいます。
デスクの前に壁がある場合、その壁にポスターや資料など、色々貼らないようにしましょう。できる限り自分に対して側面側、後ろ側に物を置いたり、貼ったりするのがいいですね。
また、デスクにパーテーションを置くと、余計なものが目に入らず、集中しやすい空間を作り出すことができます。
まとめ
今回は「Webライティングで文章が書けないときの10の原因」に対して、その対策を1つ1つご紹介しました!
「今、自分はなぜ、文章が書けないのだろうか?」ということを、色々な視点から分析して対策を考えていくことで、少しずつでも改善していけるといいですよね。